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記録はこちら 常任委員会記録(平成28年) | 函館市

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(1)

- 1 -

午前10時06分

委員長(工藤 恵美)

・ 欠席委員連絡(松尾委員、小野沢委員)

午前10時06分開議

委員長(工藤 恵美)

・ 開会宣告

・ 議題の確認

1 閉会中継続調査事件

(1) 児童・生徒の学力向上に向けた取り組みについて

委員長(工藤 恵美)

・ 議題宣告

・ 本件については、前回までの委員会において、本市の課題・問題点として、各委員から、主体的に 発言する・自ら学ぶ力をつける・自分の言葉できちんと話せる力の育成、学力の二極化が問題であり、 特に下位のグループをどうにかしていかなければならない、自分で問いを持つ・自分の考えを持つ・ しっかり分析する力をつけるために読書力が重要である、学校図書館と授業をどのように結びつけ、 子供たちに考える力をつけさせるか、学校図書館司書の配置と子供たちの読書への関心や授業との関 係性、函館市の子供は全国との比較において、読書量も少なく、家庭学習の時間も短い、などといっ た意見があった。また、私からも、地域の大人として、どのような教育が地域コミュニティとして必 要なのか、その年代、その時点で身につけなければならない知識、教養が身についているかというこ とも含めて調査したい、といった考えを述べさせていただいた。

・ 本日は、前回の委員会において、他都市の事例について、正副にて資料を調製し、それをもとに調 査を行うことを確認していたので、お手元に配付させていただいている。資料をご覧願う。

・ 各委員からいただいた課題や問題点の解決に向け、参考となる取り組みを行っている2都市につい て掲載しているが、正副としては、具体的な計画等を策定し、その進行管理をしっかり行うことも大 変重要であると考えており、このことも満たす都市を選定させていただいた。

・ 資料について説明させていただく。まず1つ目は、栃木県宇都宮市である。うつのみや「いきいき 学校プラン」推進事業、「宇都宮市学校教育スタンダード」の推進、「スタンダードダイアリー」の活 用による学校と家庭の連携推進などを行っている。平成18年に次代を担う児童生徒の育成と新しい時 代にふさわしい学校づくりを進めるため「うつのみや「いきいき学校」プラン」を策定している。そ の中で「未来を拓く人間力育成」を重点プロジェクトに掲げており、宇都宮市の学校教育が目指す児 童生徒の姿や、そのための取り組みを「宇都宮市学校教育スタンダード」としてまとめている。平成 24年度に「いきいき学校プラン」、「学校教育スタンダード」を改定し、宇都宮市全ての児童生徒が義 務教育修了時に身に付けるべき資質や能力を「到達目標」として明確に示すとともに、全ての小・中 学校 が 共通 に取 り組む こと や、そ の充実 のた めの具 体策 を明確 化して いる 。2に、「 小中一 貫教育 ・ 地域学校園」制度。全ての子供たちに学力や豊かな心、健康・体力などを着実に身に付けさせるとと

(2)

- 2 -

もに、子供一人一人が充実した学校生活を送ることができるよう地域の方々や自然、文化、伝統など の教育資源を子供の学びに生かす「小中一貫教育・地域学校園」を平成24年度から全市で実施してい る。 ま た、 宇都 宮市独 自の 「会話 科」、基礎 教科 の時数 増加な どを特 徴とし たカ リキ ュラム 、地域 教 育力を生かした学校教育活動支援を行っている。3に、学校図書館・読書活動の充実である。地域学 校園ごとの学校図書館司書連携、宇都宮市読書活動推進計画を策定し、その結果、小・中学生の読書 量が全国トップクラス、市立図書館の児童書貸出冊数は中核市では一番だということである。

・ 2つ目は、東京都豊島区。秋田県能代市との教育連携を行っているということで注目をした。全国 学力・学習状況調査で全国トップクラスの秋田県の中でも上位の能代市と教育連携協定を締結してい る。情報交換・交流・訪問等の活動を通じて、児童・生徒の学力向上へ向けた双方のすぐれた取り組 みを 学 び合 って いる。「学 力日本 一への 挑戦 」と しま教 育フォ ーラム の開催 とい うこ とで、 豊島区 と 能代市の教育連携協定に基づき、互いのすぐれた取り組みを学び合いながら、教育活動を一層充実さ せるために毎年開催している。そして、子供の読書活動の意義や大切さの普及・啓発としては、RC フェスタ Reading and Communication を開催している。教育委員会が、区立小・中学校、区立図 書館と連携して、教育委員会推薦図書の普及・啓発、本との出会いや読書の楽しさを伝え、読書週間 の形成を図ることを目的に「RCフェスタ」を開催。読書感想文コンクールやおすすめの本の紹介カ ードコンクールの入選作および英語活動の発表等で構成している。学校図書館の充実としては、学校 図書館司書を活用した読書活動の推進。学校図書館司書を全校に配置し、学校図書館の充実を図ると ともに、児童・生徒の主体的な学習活動を支援し、学校図書館の「情報センター」機能を高めている。 活動についてはご覧のとおりである。4つ目に、教育ビジョン2015の策定。豊島区教育振興基本計画 としての「豊島区教育ビジョン2010」 前期計画は平成21年度から平成26年度まで、「教育ビジョン2 015」 後期計画は平成27年度から平成31年度までの5年間となっている。計画の進行管理は、毎年、 学校等の協力を得て実施状況を総合的に検証していくとともに、重点施策は未来戦略推進プランの重 点施策にも盛り込み、区長の主宰する総合教育会議及び教育委員会の基本方針に位置付けて推進。豊 島区は、東京23区の中で消滅するであろうと言われている区であり、区長が大変いろいろな政策・ア イディアを駆使して、消滅しないように取り組んでいる。例えば、庁舎を新しくして、市民に全面開 放しているとか、土日も開庁しているとか、先ほど述べたとおり、総合教育、子供に対する教育にも 力を入れているということなので、ぜひ、参考にさせていただきたいと思い、挙げさせていただいた。

・ 各委員から、資料についてに何か発言あるか。

斉藤 明男委員

・ 前に調整していたかと思うが、日程は11月10日から12日ということでよいか。

委員長(工藤 恵美)

・ その予定である。今、テレビでも秋田、石川、福井の学力向上が報道されているが、日本中が学力 向上に向けてということで取り組み始めていることなんだなと思って見ていた。今朝の番組だったの だが、秋田の学校では階段、廊下に本が置いてあって、授業の中で参考にしたい本は廊下や階段に並 んであるそうである。すぐに子供たちが手にとって見ることができるようなことだとか、学力の点数 だけではなくて、学校が大好き、勉強が大好きという、アンケートをとっても、やはり秋田、福井、 石川が断トツに9年間トップをとっているということだそうである。今回は秋田、石川方面には行か

(3)

- 3 -

ないが、連携しているというところで豊島区にも行ってみたいと思っている。

・ 他に発言あるか。(なし)

・ 豊島区と宇都宮市に関しての詳しい資料を後ほど、事務局から皆様に届けさせる。

板倉 一幸委員

・ その際、函館市の現状が少しわかるようなものも一緒にいただければ、どこをどういうふうに変え ていくのか、我々の参考資料にもなると思うのでお願いしたい。

委員長(工藤 恵美)

・ 了解した。後ほど、板倉委員から具体的な内容をお聞きしながら皆さんに配付させていただきたい と思う。

斉藤 明男委員

・ 7月末に資料として、学習時間だとか生活習慣だとか意欲だとかいろんなデータが配付されていて いるが、これよりもまだ詳しくということか。

板倉 一幸委員

・ それも改めて見てみる。

委員長(工藤 恵美)

・ 板倉委員のほしい資料も後ほどお聞きしながら。

出村 ゆかり委員

・ 宇都宮の小中一貫教育というのは、何校も公立であるのか。

委員長(工藤 恵美)

・ 正式な一貫校ではなく、そのエリアの小学生がここの中学校に行くであろうということ。エスカレ ーター式ではなくて。

出村 ゆかり委員

・ カリキュラムが公立の小・中学校と違って、もうちょっと早くして、ここをこうという感じで指導、 文科省から出ている教育要綱とは違う形の宇都宮独自のものが出ているということか。

委員長(工藤 恵美)

・ 独自かどうかは調査してみないとわからないが、中学校の先生が小学校に出向いてなど。そのエリ アでは同じカリキュラムということである。

出村 ゆかり委員

・ その学校に視察に行くのか。

委員長(工藤 恵美)

・ 行きたいとは思っているが。授業の様子なども見れたら本当はいいのだが、相手方の教育委員会が どこまでしてくれるかわからない。まずは教育委員会に対しての調査となる。一応、どのように視察 していいかというのもこれから詰めていきたい。皆様がこの場所で了解していただければ、相手方の 教育委員会と話を詰めていきたい。

出村 ゆかり委員

・ 何を見るのかというのが、まだ決まっていなくて、このまちの特徴というか、宇都宮市の掲げてい る目標だとか特色を箇条書きにしているだけで、その中のどれを見るかというのは決まっていないと

(4)

- 4 - いうことか。

委員長(工藤 恵美)

・ 重点的に聞きたい項目があれば、委員の皆さんの意見を調査項目にするということ。

出村 ゆかり委員

・ これはもう決まったものなのかなと思った。それで、宇都宮が小・中一貫教育をやっているのであ れば、学校のほうに出向いてというのかなと思ったら、ちょっとそれとも違う感じであるし。

委員長(工藤 恵美)

・ それはお願いをしているのだが、今はまず、この場所でいいかどうかを委員会で確認する。皆さん からどこか調査したい場所があるかとお願いしていたが出てこなかったので、正副で考えさせていた だき、この2カ所をこのような内容で調査したいのだが、皆さんよろしいでしょうかという確認をさ せてもらっている。

出村 ゆかり委員

・ 了解した。

委員長(工藤 恵美)

・ その他、各委員から何か発言あるか。(なし)

・ この2都市については、事業実施の成果や今後の課題など資料だけではわかりづらい点も多いこと から、正副としては、宇都宮市および豊島区に対し行政調査を行い、当市における課題等の分析の参 考にしてはどうかと考えているが、改めていかが。(異議なし)

・ 日程 は、 11月10 日(木 )か ら11月 12日( 土) までの 3日間とし たいと思うが、よ ろしいか。(異議 なし)

・ 行政調査時の調査票については、これまで整理した内容と宇都宮市および豊島区の取り組み等を勘 案の 上 、作 成す ること とし 、内容 につい ては 、正副 に一 任いた だきた いと 考えて いるが いか が。(異 議なし)

・ その他、本件について、各委員から何か発言あるか。(なし)

・ 議題終結宣告

2 その他

委員長(工藤 恵美)

・ 次に、2のその他だが、各委員から何か発言あるか。(なし)

・ 散会宣告

午前10時25分散会

参照

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